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台湾南部の高雄市で2017年10月1日から1カ月間にわたり、環境負荷の少ない交通行動の導入を目指す「エコモビリティ・ワールドフェスティバル2017」が開催されます。 国際的な持続可能性をめざす自治体協議会「イクレイ」に所属する組織「エコモビリティアライアンス」と高雄市が共催するもので、化石燃料を使う個人乗用車の使用減少などをはかることが目的です。 会場となる人気スポットの哈瑪星では期間中、高雄メトロやライトレールを含む公共交通機関、自転車などを利用したロハスなエコライフを体験していただけます。交通手段や気候変動に関心を持つ各国の代表と専門家によるエコ交通の実践方法も紹介され、持続可能な交通への取り組みを通じて、温室効果ガスの排出を削減し、気候変動の緩和に努めます。 高雄市では近年、持続可能な都市形態に転換するため、メトロ(MRT)やライトレール、インテリジェントバス停の整備など、人と環境にやさしいエコ交通の推進に取り組んでまいりました。 市内における自転車シェアリングサービスのサイクルポートは計159箇所、自転車専用道は全長755キロメートルに達します。今年6月には台湾初のライトレールの運行が始まり、持続可能な輸送手段の導入が着々と進んでいます。 持続可能性と環境保全の追求において、世界と歩調を合わせていくという強い決意を持つ高雄市。エコフレンドリーな交通手段の推進によって、誰もが暮らしやすいエコ都市になることを願っています。 – BusinessNewsAsia.com